現在のラボ:札幌ミライラボ

項目コード:002202 / 0371
検査項目
JLAC10
電気泳動法
荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。
&1
溶血でのご依頼は避けてください。(溶血の場合LDH1,2,3の上昇が考えられます。)
LDH5が多く含まれる検体では、IFCC法に基づく分画値と乖離する場合があります。
D007(14)
LDアイソザイム
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
LD(LDH)はあらゆる組織に広く分布する。LD(LDH)活性が血清中に増加するのは,いずれかの臓器で組織の損傷が存在し,LD(LDH)が血清へ逸脱していることを意味し,スクリーニングに位置づけられる重要な酵素である。また,LD(LDH)にはLD1~LD5の5種類のアイソザイムがあり,各臓器でのアイソザイムパターンに特徴があるので,血清中のアイソザイムパターンから障害組織の部位をある程度まで推定することができる。
悪性貧血, 心筋梗塞, 溶血性貧血
悪性リンパ腫, 筋ジストロフィー, 肺癌, 白血病, 膠原病
肝炎, 肝癌, 骨格筋の損傷
免疫グロブリンとの結合及び遺伝的変異などで出現
測定法文献
森山 隆則,他:Medical Technology 25(1):45~51, 1997.
臨床意義文献
青木 隆一:日本臨牀 38(春増):1269~1278, 1980.