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○LD(LDH)アイソザイム
項目コード:357
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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LD(LDH)アイソザイム
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血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
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48
※4
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アガロースゲル電気泳動法
電気泳動法
荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。 - LDH1 21~31 LDH2 28~35 LDH3 21~26 LDH4 7~14 LDH5 5~13 (%)
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LD(LDH)アイソザイム
備考
&1
溶血でのご依頼は避けてください。(溶血の場合LDH1,2,3の上昇が考えられます。)
LDH5が多く含まれる検体では、IFCC法に基づく分画値と乖離する場合があります。
診療報酬
D007(14)
LDアイソザイム
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
LD(LDH)はあらゆる組織に広く分布する。LD(LDH)活性が血清中に増加するのは,いずれかの臓器で組織の損傷が存在し,LD(LDH)が血清へ逸脱していることを意味し,スクリーニングに位置づけられる重要な酵素である。また,LD(LDH)にはLD1~LD5の5種類のアイソザイムがあり,各臓器でのアイソザイムパターンに特徴があるので,血清中のアイソザイムパターンから障害組織の部位をある程度まで推定することができる。
異常値を示す病態・疾患
LDH1,2増加
悪性貧血, 心筋梗塞, 溶血性貧血
LDH2,3増加
悪性リンパ腫, 筋ジストロフィー, 肺癌, 白血病, 膠原病
LDH5増加
肝炎, 肝癌, 骨格筋の損傷
アノマリーパターン
免疫グロブリンとの結合及び遺伝的変異などで出現
参考文献
測定法文献
森山 隆則,他:Medical Technology 25(1):45~51, 1997.
臨床意義文献
青木 隆一:日本臨床 38-春増-1269~1278 1980