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現在のラボ:札幌ミライラボ

HBc抗体

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • HBc抗体
    5F018-1430-023-103
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    2~5

    130
    ※6
    PHA

    PHA(Passive hemagglutination)
    受身赤血球凝集反応
    赤血球の表面に抗原を吸着(結合)させた感作赤血球を用いて抗体を反応させ,抗原抗体反応による凝集の有無により抗体の存在を判定する方法。

    (-)  (64未満)(倍)

備考

&1

診療報酬

D013(06)
HBc抗体半定量・定量
免疫学的検査判断料144点 ◇

  • 免疫抑制剤の投与や化学療法を行う患者に対して、B型肝炎の再活性化を考慮し、当該治療開始前に「HBs抗原」、「HBs抗体」及び「HBc抗体半定量・定量」を同時に測定した場合は、患者1人につきそれぞれ1回に限り算定できる。
  • 「HBc抗体半定量・定量」と「HBc-IgM抗体」を同時に測定した場合は、一方の所定点数を算定する。

容器

補足情報

臨床意義

HBウイルスの免疫血清学的検査はHBs抗原,HBc抗原,HBe抗原の3種類の抗原とそれぞれに対応する抗体がある。
HBc抗原は,HBの芯(core)の中に含まれ,通常HBs抗原でおおわれている為,そのままでは検出できず,これに対する抗体(HBc抗体)を測定している。HB感染による肝細胞の破壊によって陽性になると考えられている。
抗体価によって臨床的な意味が異なり,低中抗体価は過去の感染(多くの場合HBs抗体陽性)若しくは一過性感性を意味し,高抗体価はほとんどの場合HBの持続感染(多くの場合HBs抗原陽性)を意味する。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患-B型肝炎

急性期, 急性期後期, 持続感染

参考文献

測定法文献
森藤 隆夫 他:臨床病理 特67-101~108 1986
臨床意義文献
飯野 四郎:Medical Practice 5-4-530~543 1988

関連項目

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