現在のラボ:札幌ミライラボ
○HBc抗体
項目コード:316802 / 5031
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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HBc抗体
5F018-1430-023-103 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 2~5
-
130
※6
-
PHA
PHA(Passive hemagglutination)
受身赤血球凝集反応
赤血球の表面に抗原を吸着(結合)させた感作赤血球を用いて抗体を反応させ,抗原抗体反応による凝集の有無により抗体の存在を判定する方法。 - (-) (64未満)(倍)
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HBc抗体
備考
&1
診療報酬
D013(06)
HBc抗体半定量・定量
免疫学的検査判断料144点 ◇
- 免疫抑制剤の投与や化学療法を行う患者に対して、B型肝炎の再活性化を考慮し、当該治療開始前に「HBs抗原」、「HBs抗体」及び「HBc抗体半定量・定量」を同時に測定した場合は、患者1人につきそれぞれ1回に限り算定できる。
- 「HBc抗体半定量・定量」と「HBc-IgM抗体」を同時に測定した場合は、一方の所定点数を算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
HBウイルスの免疫血清学的検査はHBs抗原,HBc抗原,HBe抗原の3種類の抗原とそれぞれに対応する抗体がある。
HBc抗原は,HBの芯(core)の中に含まれ,通常HBs抗原でおおわれている為,そのままでは検出できず,これに対する抗体(HBc抗体)を測定している。HB感染による肝細胞の破壊によって陽性になると考えられている。
抗体価によって臨床的な意味が異なり,低中抗体価は過去の感染(多くの場合HBs抗体陽性)若しくは一過性感性を意味し,高抗体価はほとんどの場合HBの持続感染(多くの場合HBs抗原陽性)を意味する。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患-B型肝炎
急性期, 急性期後期, 持続感染
参考文献
測定法文献
森藤 隆夫 他:臨床病理 特67-101~108 1986
臨床意義文献
飯野 四郎:Medical Practice 5-4-530~543 1988