現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:00371 9(旧 0371 7)
検査項目
JLAC10
PHA(Passive hemagglutination)
受身赤血球凝集反応
赤血球の表面に抗原を吸着(結合)させた感作赤血球を用いて抗体を反応させ,抗原抗体反応による凝集の有無により抗体の存在を判定する方法。
D013(06)
HBc抗体半定量・定量
免疫学的検査判断料144点 ◇
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
HBウイルスの免疫血清学的検査はHBs抗原,HBc抗原,HBe抗原の3種類の抗原とそれぞれに対応する抗体がある。
HBc抗原は,HBの芯(core)の中に含まれ,通常HBs抗原でおおわれている為,そのままでは検出できず,これに対する抗体(HBc抗体)を測定している。HB感染による肝細胞の破壊によって陽性になると考えられている。
抗体価によって臨床的な意味が異なり,低中抗体価は過去の感染(多くの場合HBs抗体陽性)若しくは一過性感性を意味し,高抗体価はほとんどの場合HBの持続感染(多くの場合HBs抗原陽性)を意味する。
急性期, 急性期後期, 持続感染
測定法文献
森藤 隆夫 他:臨床病理 特67-101~108 1986
臨床意義文献
飯野 四郎:Medical Practice 5-4-530~543 1988