現在のラボ:札幌ミライラボ

項目コード:103003 / 0021
検査項目
JLAC10
凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)
D006(04)
フィブリノゲン定量
血液学的検査判断料125点
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
フィブリノーゲンは,血漿中の凝固因子として初めてその存在が確認されたもので,国際凝固因子命名委員会の発見順の番号化により第Ⅰ因子と命名された。フィブリノーゲンは分子量約34万の糖蛋白であり肝(実質)細胞で産生され,およそ80%が血漿中に,残りは組織中に存在し,その生体内半減期は3~4日である。フィブリノーゲンは,出血時に血管内皮細胞の欠損部位においてフィブリンに転化し,止血を行うという機能がある。
フィブリノーゲンの異常値は,この止血機構に異常が生じていることの一つのパラメーターであり,そのほか,第ⅩⅢ因子の基質として創傷治癒に関与したり,感染などの炎症時に急性相反応物質として増加したり,妊娠時にも経時的に増加したりして生体の防衛反応に深く関与している。
異常フィブリノゲン血症、低フィブリノゲン血症、無フィブリノゲン血症
DIC、肝疾患(慢性肝炎、肝硬変)、蛇毒製剤の投与、線溶亢進、大量出血
運動後、高齢者、妊娠時、避妊薬服用
X線治療後、ネフローゼ、ペパリン投与中止後、悪性腫瘍、感染症、血液製剤の大量投与時、心筋梗塞発作後、糖尿病、脳卒中発作後
測定法文献
金井 正光,他:臨床検査法提要 改訂第32版(金原出版):419~421, 2005.
臨床意義文献
日裏久英,他:日本臨床 68(増1):653-656,2010.