現在のラボ:札幌ミライラボ
○HCV群別(グルーピング)
項目コード:330002 / 2158
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
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HCV群別(グルーピング)
5F360-1406-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
- 2~5
-
215
※6
-
CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - (グループ)
-
HCV群別(グルーピング)
備考
&1
不活化(非働化)検体は,判定に影響を及ぼす場合がありますので避けてください。
診療報酬
D013(11)
HCV血清群別判定
免疫学的検査判断料144点 ◇
- 「HCV血清群別判定」は、EIA法により、C型肝炎の診断が確定した患者に対して、C型肝炎の治療法の選択の目的で実施した場合に、患者1人につき1回に限り算定できる。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
C型肝炎ウイルス(HCV)は,塩基配列とアミノ酸配列の相同性により現在少なくとも6つのグループに分類される。日本においては2つのグループ(グループ1,グループ2)に大別され,さらにそれぞれ2つのサブタイプ(1a,1b,2a,2b)に分類可能とされている。
HCVは,グループによりインターフェロン(IFN)治療に対する感受性が異なると報告されていることから,HCV群別(グルーピング)はC型慢性肝炎にIFN治療において,治療効果の予測や方針決定の指標として有用と考えられる。本検査は,NS4領域の抗原性が遺伝子型により異なることから,これらに対する特異抗原(C14-1,C14-2)を用いて血清学的にHCVを2つのグループに分類する。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
C型慢性肝炎
参考文献
測定法文献
長谷川 瞳,他:医学と薬学 70(3):633-641,2013.
臨床意義文献
小原 道法:日本臨床 52-7-1728~1733 1994