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現在のラボ:札幌ミライラボ

レニン定量(活性型)(2021年3月30日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    レニン定量(活性型)(2021年3月30日ご依頼分をもって受託中止)
    4Z020-0000-022-006
    冷却遠心
    血漿
    0.5
    PN2,PN5

    A00
    凍結
    (20日)
    2~6

    108
    ※5
    RIA固相法(IRMA)

    IRMA(Immuno radio metric assay)
    免疫放射定量法
    RIAの1つで,固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,放射性同位元素(RI)で標識した抗体を抗原に2次反応させる方法。
    固相化抗体と標識抗体が抗原を挟む形で結合することから,サンドイッチ法とも呼ばれる。

    随時 3.2~36 臥位 2.5~21 立位 3.6~64 (pg/mL)

備考

&エ
指定の容器に採血し,よく混和させ,低温(4℃)で血漿分離してください。
血漿は必ず凍結保存してください。

診療報酬

D008(11)
レニン定量
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

  • 「レニン活性」と「レニン定量」を併せて行った場合は,一方の所定点数のみ算定する。

容器

臨床意義

レニンは主に傍糸球体細胞で合成される蛋白分解酵素(プロテアーゼ)であり,血中では活性型と不活性型の2つの様式で存在する。活性型レニンはレニン基質(アンギオテンシノーゲン)に作用してアンギオテンシンIを生成させる。レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系を通して生体の血圧ならびに水電解質代謝の調節に重要な役割を果している。意義として,腎血管性高血圧に代表される各種高血圧疾患の鑑別診断に有用である。また,血漿中の活性型レニンの直接測定(定量)は,内因性レニン基質量の影響による測定値の変動がなく,低レニン性疾患や高レニンを示す状態においてもレニン分泌動態をよく反映する。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

ミネラルコルチコイド分泌性副腎皮質腫瘍, 原発性アルドステロン症, 低レニン性本態性高血圧症, 特発性アルドステロン症

上昇する疾患

アジソン病, ネフローゼ症候群, バーター症候群, レニン分泌性腎腫瘍, 悪性高血圧, 経口避妊薬投与による高血圧症, 両側副腎摘出者

参考文献

測定法文献
土屋 ますみ 他:医学と薬学 32-3-529~534 1994
臨床意義文献
沖 隆 他:ホルモンと臨床 42-11-1091~1094 1994

関連項目

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