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現在のラボ:札幌ミライラボ

カテコールアミン3分画〔
A:アドレナリン
NA:ノルアドレナリン
DA:ドーパミン〕

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • カテコールアミン3分画〔
    A:アドレナリン
    NA:ノルアドレナリン
    DA:ドーパミン〕
    4E016-0000-022-204
    速やかに冷却遠心
    血漿
    1.5
    PN7

    A00
    凍結
    (1ヵ月)
    4~7
    161
    ※5
    HPLC

    HPLC(High performance liquid chromatography)
    高速液体クロマトグラフィー
    移動相に液体を用いる液体クロマトグラフィーで,高密度充填カラムと高圧ポンプを用いて高速かつ高精度に分離する方法。

    アドレナリン 100以下 ノルアドレナリン 100~450 ド-パミン 20以下 (pg/mL)
その他の受託可能材料

備考

&1
指定の容器に採血し,よく混和させ,速やかに低温(4℃)で血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。

診療報酬

D008(29)
カテコールアミン分画
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △

容器

臨床意義

カテコールアミンは主に脳,副腎髄質および交感神経に存在する生体アミンの総称で,生体内ではドーパミン(DA),ノルアドレナリン(NA),アドレナリン(A)の3種が知られている。
DAは腎・心・脳・腸間膜の血管床や交感神経終末部にレセプターが存在する。尿中CAの測定は,褐色細胞腫および小児での神経芽細胞腫の診断治療経過観察に欠かせない検査である。その他,心不全,心筋梗塞,狭心症などの診断でも測定されている。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

アジソン病, 起立性低血圧症, 甲状腺機能亢進症

上昇する疾患

褐色細胞腫, 甲状腺機能低下症, 心筋梗塞, 糖尿病, 糖尿病性ケトアシドーシス, 脳血管障害, 本態性高血圧, 慢性腎不全, 鬱血性心不全

参考文献

測定法文献
辻 潮 他:臨床検査機器・試薬 11-4-635~641 1988
臨床意義文献
大石 誠一 他:日本臨床 53-増-507~510 1995

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