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現在のラボ:札幌ミライラボ

プロコラーゲンⅢペプチド(P-Ⅲ-P)〔CLIA〕

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • プロコラーゲンⅢペプチド(P-Ⅲ-P)〔CLIA〕
    5C130-0000-023-051
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    2~5

    136
    ※4
    CLIA

    CLIA(Chemiluminescent immunoassay)
    化学発光免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,化学発光性物質で標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光性物質の発光強度を測定する方法。

    3.62~9.52(ng/mL)

備考

&1
カットオフ値(肝に繊維化のみられる疾患)6.95ng/mL

診療報酬

D007(39)
プロコラーゲン-Ⅲ-ペプチド(P-Ⅲ-P)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

  • 「サイトケラチン18フラグメント(CK-18F)」と「プロコラーゲン-Ⅲ-ペプチド(P-Ⅲ-P)」、「Ⅳ型コラーゲン」、「Ⅳ型コラーゲン・7S」、「ヒアルロン酸」、「Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体」又は「オートタキシン」を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

容器

臨床意義

コラーゲンは,3本のペプチドがヘリックスを形成している分子で,結合組織の構成成分として広く生体内に分布している。プロコラーゲンは,コラーゲンの合成過程における前駆体で,ペプチド鎖のN末端とC末端にプロコラーゲンペプチドを有している。細胞内で作られたプロコラーゲンは細胞外に分泌され,両末端のペプチドがプロコラーゲンペプチターゼにより特異的に切断されコラーゲンとなる。P-Ⅲ-Pは,切断されたⅢ型プロコラーゲンのN末端側のペプチドである。肝線維化の評価は,肝生検による組織学的な所見によるのが確実であるが,生検は頻回に行うことが出来ない。そこで,P-Ⅲ-Pの測定は肝内の線維化の程度,特に線維化進展の活動性を知る有効なマーカーである。

異常値を示す病態・疾患

高値疾患

肝癌, 肝硬変, 急性肝炎, 慢性肝炎(活動性)

参考文献

測定法文献
北原 志穂, 他: 医学と薬学 72(9)1579~1590,2015.
臨床意義文献
中山 一 他:肝胆膵 22-2-317~323 1991

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