現在のラボ:杏和総合
○プロコラーゲンⅢペプチド(P-Ⅲ-P)〔CLIA〕
項目コード:568
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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プロコラーゲンⅢペプチド(P-Ⅲ-P)〔CLIA〕
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血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
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136
※4
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CLIA
CLIA(Chemiluminescent immunoassay)
化学発光免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,化学発光性物質で標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光性物質の発光強度を測定する方法。 - 3.62~9.52(ng/mL)
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プロコラーゲンⅢペプチド(P-Ⅲ-P)〔CLIA〕
備考
&1
カットオフ値(肝に繊維化のみられる疾患)6.95ng/mL
診療報酬
D007(39)
プロコラーゲン-Ⅲ-ペプチド(P-Ⅲ-P)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
- 「サイトケラチン18フラグメント(CK-18F)」と「プロコラーゲン-Ⅲ-ペプチド(P-Ⅲ-P)」、「Ⅳ型コラーゲン」、「Ⅳ型コラーゲン・7S」、「ヒアルロン酸」、「Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体」又は「オートタキシン」を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
コラーゲンは,3本のペプチドがヘリックスを形成している分子で,結合組織の構成成分として広く生体内に分布している。プロコラーゲンは,コラーゲンの合成過程における前駆体で,ペプチド鎖のN末端とC末端にプロコラーゲンペプチドを有している。細胞内で作られたプロコラーゲンは細胞外に分泌され,両末端のペプチドがプロコラーゲンペプチターゼにより特異的に切断されコラーゲンとなる。P-Ⅲ-Pは,切断されたⅢ型プロコラーゲンのN末端側のペプチドである。肝線維化の評価は,肝生検による組織学的な所見によるのが確実であるが,生検は頻回に行うことが出来ない。そこで,P-Ⅲ-Pの測定は肝内の線維化の程度,特に線維化進展の活動性を知る有効なマーカーである。
異常値を示す病態・疾患
高値疾患
肝癌, 肝硬変, 急性肝炎, 慢性肝炎(活動性)
参考文献
測定法文献
北原 志穂, 他: 医学と薬学 72(9)1579~1590,2015.
臨床意義文献
中山 一 他:肝胆膵 22-2-317~323 1991