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項目コード:003402
検査項目
JLAC10
#1
D007(01)
コリンエステラーゼ(ChE)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆

分離剤+凝固促進フィルム入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年

ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
ヒト体内には、数種類のコリンエステラーゼ(ChE)が存在する。大別すると、アセチルコリンを特異的に分解する特異的AChEおよび非特異的ChEがある。
AChEは神経刺激伝達に関与すると考えられ、髄液中に多い。一方、非特異的ChEは血清、肝、膵などに含まれ、コリンエステルのほか種々のエステルを加水分解する。しかし、その生理的意義は不明である。
臨床検査で血清ChEという場合は非特異的ChEのことである。血清中のChEは大部分が肝細胞で合成され、血中に放出させるため肝実質細胞の機能と平行するため、主に肝機能の検査として用いられる。
遺伝性異型ChE血症、肝癌、肝硬変、劇症肝炎、抗ChE剤投与、重症消耗性疾患(悪性腫瘍、貧血、結核、白血病、粘液水腫)、慢性肝炎、有機リン中毒
ネフローゼ症候群、肝細胞がん、気管支喘息、甲状腺機能亢進症、高血圧、脂肪肝、糖尿病、肥満、本態性家族性高ChE血症
測定法文献
大澤 進,他:臨床化学 24(3):138~145, 1995.
臨床意義文献
中村 重信:日本臨牀 53(増):292~295, 1995.