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コリンエステラーゼ(ChE)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • コリンエステラーゼ(ChE)
    3B110-0000-023-272
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    (1ヵ月)
    2~4
    11
    ※4
    JSCC標準化対応法
    M 242~495 F 200~459(U/L)

備考

&1
(R06診療報酬改定情報掲載)

診療報酬

D007(01)
コリンエステラーゼ(ChE)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆

容器

臨床意義

ヒト体内には,数種類のコリンエステラーゼ(ChE)が存在する。大別すると,アセチルコリンを特異的に分解する特異的AChEおよび非特異的ChEがある。
AChEは神経刺激伝達に関与すると考えられ,髄液中に多い。一方,非特異的ChEは血清,肝,膵などに含まれ,コリンエステルのほか種々のエステルを加水分解する。しかし,その生理的意義は不明である。
臨床検査で血清ChEという場合は非特異的ChEのことである。血清中のChEは大部分が肝細胞で合成され,血中に放出させるため肝実質細胞の機能と平行するため,主に肝機能の検査として用いられる。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

遺伝性異型ChE血症, 肝癌, 肝硬変, 劇症肝炎, 抗ChE剤投与, 重症消耗性疾患(悪性腫瘍、貧血、結核、白血病、粘液水腫), 慢性肝炎, 有機リン中毒

上昇する疾患

ネフローゼ症候群, 肝細胞がん, 気管支喘息, 甲状腺機能亢進症, 高血圧, 脂肪肝, 糖尿病, 肥満, 本態性家族性高ChE血症

参考文献

測定法文献
大澤 進 他:臨床化学 24 (3) :138~145,1995
臨床意義文献
中村 重信:日本臨床 53-増-292~295 1995

関連項目

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