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直接ビリルビン(D-Bil)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 直接ビリルビン(D-Bil)
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    (1ヵ月)
    1~2
    11
    ※4
    バナジン酸酸化法
    0.4以下(mg/dL)

診療報酬

D007(01)
直接ビリルビン又は抱合型ビリルビン
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆

容器

臨床意義

ビリルビンは,ヘム蛋白(主にヘモグロビン)が網内系で処理されて生成する色素である。生成された間接(非抱合)ビリルビンはアルブミンと結合して血中を転送され,肝臓でグルクロン酸抱合され,直接ビリルビンとなって肝臓より胆汁中に排泄される。
血清総ビリルビンと間接および直接ビリルビン分画測定は,肝機能検査の中ではきわめて重要なものであり,各種肝・胆道疾患の診断,経過観察,予後判定や黄疸の鑑別に用いられている。

参考文献

測定法文献
徳田 邦明,他:臨床化学 22(2):116 ~ 122, 1993.

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