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インフルエンザウイルス抗原(2021年3月31日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    インフルエンザウイルス抗原(2021年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
    咽頭ぬぐい液
    V10
    冷蔵
    (3日)
    3~5
    シェル・バイアル法
    インフルエンザ ウイルス A型 陰性 インフルエンザ ウイルス B型 陰性

備考

&エ
凍結保存は避けてください。
シェル・バイアル法について
同時に複数検体をご依頼いただく場合は、所要日数が変動する場合がございます。予めご了承ください。

容器

補足情報

臨床意義

インフルエンザは急性の呼吸器系伝染病を代表するウイルス性疾患で,短期間に飛沫感染などによって人から人へと広がり,その症状は,発症時から全身症状(悪寒,発熱,頭痛,倦怠感,筋肉痛,関節痛など)が強く,ついで上気道炎の症状(鼻汁,咽頭痛など)がみられる。また,二次的に併発する肺炎などによる死亡者の発生を防ぎ,社会的あるいは個人的被害を最小限に食い止めなければならない。したがって,かぜ様患者からインフルエンザウイルス感染者をウイルス学的検査と血清学的検査によって早期に確診することが有用である。
インフルエンザは抗原性の違いによりA,B,Cの3型に分類され,A型ではウイルス表面に存在するヘムアグルチニン(HA)の抗原性で16亜型に,ノイラミニダーゼ(NA)の抗原性に基づいて9亜型に分けられる。B,C型には亜型は存在しない。これまでに世界的な大流行を起こしてきたのはA型であり,HAやNA遺伝子の突然変異により変異株が次々に出現する。これまで流行したA型インフルエンザはA/H1N1(ソ連型),A/H2N2(アジア型),A/H3N2(ホンコン型)という亜型である。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

インフルエンザA型・B型, 合併症(肺炎・心筋炎・髄膜炎)

参考文献

測定法文献
Espy MJ et al:Journal of Clinical Microbiology 24-4-677~679 1986
臨床意義文献
中村 喜代人 他:日本臨床 57-S3-301~304 1999

関連項目

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