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末梢血好中球BCR-ABL1 t(9;22)転座

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 曜日指定
    末梢血好中球BCR-ABL1 t(9;22)転座
    血液(ヘパリン加)
    5.0
    PH5
    冷蔵
    7~10

    2477
    ※2
    FISH

    FISH(Fluorescence in situ hybridization)
    蛍光 in situ ハイブリダイゼーション
    蛍光色素で標識したプローブを用いて標的DNAとハイブリダイゼーションを行い,特定の波長で発色させた蛍光部位を染色体上のシグナルとして蛍光顕微鏡下で検出する方法。
    蛍光色素で標識したプローブと標的DNAを直接結合させる直接法と,標識物質で標識したプローブと標的DNAを結合させた後に,標識プローブと蛍光物質を結合させて発色させる間接法がある。

備考

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凍結保存は避けてください。受託可能日は月~金曜日です。血液は採血後,速やかにご提出ください。採血後30時間以上経過した血液を使用した場合,細胞の形態的変化により,判定に影響がでる場合があるため検査できません。
染色体検査のご提出について  検体は採取後,当日中にご提出ください。
下図の容器に採血し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
血液は採取後,速やかにご提出ください。
採血後30時間以上経過した血液を使用した場合,細胞の形態的変化により,判定に影響がでる場合があるため検査できません。

診療報酬

D006-5(01)
染色体検査(全ての費用を含む)FISH法を用いた場合
遺伝子関連・染色体検査判断料100点

  • FISH法を用いた場合については、患者1人につき1回に限り算定できる。ただし、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫又は多発性骨髄腫の診断の目的で検査を行った場合に、患者の診断の確定までの間に3回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

慢性骨髄性白血病(CML)の治療効果モニタリングに有用である。
従来のBCR-ABL1 t(9;22)FISH法は全ての細胞核を対象としてるが、この中には幼若顆粒球のほかにPh陰性の正常リンパ球系細胞が混在するため、骨髄染色体検査(G分染法)におけるPh染色体陽性率と比較し病勢が正確に反映されない場合がある。末梢血好中球BCR-ABL1(FISH法)は、核形態に基づき分葉核(主に好中球)を評価対象としているため、骨髄染色体法との間に良好な相関が認められる。
本検査は、核形態により分葉核と円形核に分けて,BCR-ABL1 ESプロ-ブを用いてBCR-ABL1キメラ遺伝子を融合シグナルとして検出する。分葉核には好中球・単球の一部が、円形核にはリンパ球・単球・幼若球・変形した好中球が含まれる。
移行期,急性転化期には、円形核が分葉核より陽性率が高くなる。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

慢性好中球性白血病(CNL), 慢性骨髄性白血病(CML)

参考文献

測定法文献
稲澤 譲治:臨床FISHプロトコ-ル 阿部達生監修 (秀潤社) 90~95 1997
臨床意義文献
高橋 直人:検査と技術 28-11-1343~1346 2000

関連項目

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