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フィブリンモノマー複合体定量

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • フィブリンモノマー複合体定量
    速やかに遠心
    血漿
    0.5
    PC2

    A00
    凍結
    (21日)
    2~4

    215
    ※3
    ラテックス免疫比濁法
    6.1以下(μg/mL)

備考

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凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)

診療報酬

D006(28)
フィブリンモノマー複合体
血液学的検査判断料125点 □

  • 「フィブリンモノマー複合体」は、DIC、静脈血栓症又は肺動脈血栓塞栓症の診断及び治療経過の観察のために実施した場合に算定する。
  • 「トロンビン・アンチトロンビン複合体(TAT)」、「プロトロンビンフラグメントF1+2」及び「フィブリンモノマー複合体」のうちいずれか複数を同時に測定した場合は、主たるもののみ算定する。

容器

補足情報



臨床意義

凝固活性化状態になると、活性化されたトロンビンがフィブリノーゲンに作用する。フィブリンモノマーは従来のトロンビン生成をみている凝固マーカーと異なり、トロンビンがフィブリノーゲンに作用することにより出現するため、その高値は血栓準備状態の指標となる。

参考文献

測定法文献
内藤 澄悦 他:医学と薬学 48-4-595~599 2002
臨床意義文献
和田 英夫 他:臨床病理 49-8-813~817 2001

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