現在のラボ:杏和総合
○抗HLA抗体 (スクリーニング検査)
項目コード:1968
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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抗HLA抗体 (スクリーニング検査)
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血清
1.0 -
S09
↓
A00 -
(26日)
- 3~6
-
1000
※6
- Luminex法
-
抗HLA抗体 (スクリーニング検査)
備考
&1
他項目との重複依頼は避けてください。
●注意事項
検体中に過剰に抗体、もしくは補体が存在する場合、抗原・抗体反応が抑制され、偽陰性となる可能性があります。
★本検査は、日本組織適合性学会 QCWS参考プロトコルを遵守して測定実施いたします。
診療報酬
D014(48)
抗HLA抗体(スクリーニング検査)
免疫学的検査判断料144点
- 「抗HLA抗体(スクリーニング検査)」は、肺移植、心移植、肝移植、膵移植、小腸移植若しくは腎移植後の患者又は日本臓器移植ネットワークに移植希望者として登録された患者であって、輸血歴や妊娠歴等から医学的に既存抗体陽性が疑われるものに対して実施した場合に、原則として1年に1回に限り算定する。ただし、抗体関連拒絶反応を強く疑う場合等、医学的必要性がある場合には、1年に1回に限り更に算定できる。なお、この場合においては、その理由及び医学的な必要性を診療録及び診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
免疫抑制剤の進歩に伴い臓器移植の成績は飛躍的に向上しましたが、抗体関連型拒絶反応(antibody-mediated rejection:AMR)の完全な制御は困難とされています。ドナー特異的HLA抗体(donor specific antibody:DSA)は、AMRを引き起こす重要な因子であり、抗HLA抗体検査はAMRのリスクを確認するために重要な検査です。
異常値を示す病態・疾患
関連疾患
移植
参考文献
測定法文献
日本組織適合性学会 認定制度委員会:QCWS参考プロトコル 抗体検査(LABScreen)平成29年度版.
臨床意義文献
日本移植学会:臓器移植抗体陽性診療ガイドライン 2018年版.