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遊離フェニトイン(2022年3月31日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
    採血時刻
  • 中止
    遊離フェニトイン(2022年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
    血清
    1.0
    S7P

    A00
    凍結
    (14日)
    4~10

    特
    限外ろ過法 EIA

    EIA(Enzyme immunoassay)
    酵素免疫測定法
    測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    1.0~2.0(μg/mL)
    経口:次回投与直前(Trough濃度) 静注:投与後2~4時間

備考

&ヨ
アレビアチン,ヒダントール,ジフェニルヒダントイン
採血容器についての注意事項  血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において,測定値に影響を及ぼす場合があります。
採血時刻についての注意事項  1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。 
2.連続投与においては定常状態到達後,採血を行ってください。 
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。 
4.標準的な時間であり,患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。

診療報酬

B001(02),B001(02ロ)
特定薬剤治療管理料,抗てんかん剤(てんかん患者)

  • 投与薬剤の血中濃度を測定し,その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合,月1回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

フェニトインは血中でタンパク結合型と遊離型として存在しているが、薬理活性を示すのは遊離型である。病態の変化や薬物間相互作用等のタンパク結合に異常があると考えられる場合、総血中濃度と臨床状態が一致しない場合は、遊離濃度の測定が参考となる。

参考文献

測定法文献
木村 英樹 他:日本臨床検査自動化学会会誌 33(5):860~864,2008.
臨床意義文献
奥村 勝彦 他:薬局別冊 55(10):85~94 2004

関連項目

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