現在のラボ:杏和総合
○γ-アミノ酪酸(GABA)
項目コード:3107
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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γ-アミノ酪酸(GABA)
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血漿
1.0 -
PH5
↓
A00 -
(21日)
- 5~11
-
279
※5
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HPLC
HPLC(High performance liquid chromatography)
高速液体クロマトグラフィー
移動相に液体を用いる液体クロマトグラフィーで,高密度充填カラムと高圧ポンプを用いて高速かつ高精度に分離する方法。 - 120~210(pmol/mL)
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γ-アミノ酪酸(GABA)
その他の受託可能材料
備考
&1
採血後,速やかに血漿分離してください。
下図の容器に採血し,よく混和させ,直ちに血漿分離してください。
血漿は必ず凍結保存してください。
診療報酬
D010(04イ)
アミノ酸 1種類につき
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点
容器
PH5 旧容器記号 G 12
ヘパリン入り (真空採血量5mL)
内容:ヘパリンNa 65IU
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
血液中のGABAは、中枢神経系由来のものが主であり、血液中のGABA濃度測定は治療薬としてGABA分解酵素阻害剤を投与時の中枢神経系に対する効果の指標となる。髄液中のGABA測定は、脳,脊髄のGABA機能を知るパラメーターとなる。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患-血漿
うつ病, 躁病
減少する疾患-脳脊髄液
てんかん, ハンチントン舞踏病, パーキンソン病
上昇する疾患-血漿
肝性脳症, 抗てんかん薬投与
上昇する疾患-脳脊髄液
肝性脳症, 抗てんかん薬投与
参考文献
測定法文献
Fujiwara M et al:Analytical Biochemistry 166-72~78 1987
臨床意義文献
貝谷 壽宣 他:日本臨床 43-S上-1157~1160 1985