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抗RNAポリメラーゼⅢ抗体

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 抗RNAポリメラーゼⅢ抗体
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4

    170
    ※6
    ELISA

    ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
    酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    28未満 判定基準:下記参照

備考

&1

診療報酬

D014(19)
抗RNAポリメラーゼⅢ抗体
免疫学的検査判断料144点 ★

  • 「抗RNAポリメラーゼⅢ抗体」は、びまん性型強皮症の確定診断を目的として行った場合に、1回を限度として算定できる。また、その際陽性と認められた患者に関し、腎クリーゼのリスクが高い者については治療方針の決定を目的として行った場合に、また、腎クリーゼ発症後の者については病勢の指標として測定した場合に、それぞれ3月に1回を限度として算定できる。

容器

補足情報

臨床意義

抗RNAポリメラーゼIII抗体は、Diffuse型の強皮症に特異性が高く、他の自己抗体(抗トポイソメラーゼ1抗体、抗セントロメア抗体)とは、共存する例が少なく抗RNAポリメラーゼIII抗体の陽性例で強皮症腎を高率に併発する。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

強皮症

参考文献

測定法文献
桑名 正隆:リウマチ科 40(3):239~245,2008
臨床意義文献
桑名 正隆:リウマチ科 40(3):239~245,2008

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