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ムンプスウイルスRNA 定性(2021年9月2日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    ムンプスウイルスRNA 定性(2021年9月2日ご依頼分をもって受託中止)
    髄液
    0.5
    ARR
    凍結
    (3ヵ月)
    7~11
    RT-PCR

    RT-PCR(Reverse transcriptase-polymerase chain reaction)
    RNA が増幅対象の場合に,RNA を鋳型として逆転写酵素(reversetranscriptase:RT)により相補的なcDNAを合成してPCRを行う方法。

    陰性
その他の受託可能材料

備考

&エ
血液:凍結保存は避けてください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

容器

補足情報

臨床意義

ムンプス(おたふくかぜ)は耳下腺腫脹を主症状とする小児期の軽度なウイルス感染症である。しかし,成人に感染した場合には,髄膜炎,睾丸炎,卵巣炎,膵炎,腎炎を合併したり重症に経過する。
ムンプスウイルスは中枢神経系に親和性があり,無菌性髄膜炎を起こすことが知られている。ムンプス罹患時には約50~60%に髄液中に細胞増多を認め,10%に症状を伴う無菌性髄膜炎を合併し,耳下腺腫脹を認めずに発症する例もある。
ムンプスの血清学的検査にはNT,CF,HI,EIAなどがあり,CFはムンプスウイルスのIgGを主に測定している。NTは感度,特異性ともに優れている。HIはパラインフルエンザと交差性を示し特異的ではない。中枢神経系の疾患の場合EIA法のIgG補促法が髄液中の局所抗体の証明に有用である。感染初期の抗体検査はEIA法のIgMがあり,ワクチン接種後の抗体チェックには6~8週後にEIA法のIgGが用いられる。また,ワクチン接種後の髄膜炎とワクチンウイルスとの因果関係を証明する際には,ウイルス分離が重要であるが検体採取の時期などにより差がある為,臨床検体から直接的にRT-PCR法によりウイルス遺伝子を検出する方法が有用となる。本検査法は,PCRを用いて高感度,特異的にムンプスウイルスRNAを検出する.

参考文献

測定法文献
Yamada A et al:Vaccine 8-6-553~557 1990
臨床意義文献
棚林 清 他:日本臨床 50-特-244~249 1992

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