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クレアチニン(蓄尿)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • クレアチニン(蓄尿)
    蓄尿
    3
    U00
    冷蔵
    1~2

    11
    ※4
    酵素法

    酵素法
    測定原理は比色法と同様で,測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。

    1.00~1.50(g/day)
その他の受託可能材料

備考


蓄尿量を記載してください。

診療報酬

D007(01)
クレアチニン
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆

  • 「イヌリン」は、「尿素窒素」又は「クレアチニン」により腎機能低下が疑われた場合に、6月に1回に限り算定できる。ただし、「クレアチニン(腎クリアランス測定の目的で行い、血清及び尿を同時に測定する場合に限る。)」を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

クレアチニン(Cr)はクレアチンの代謝最終産物で,クレアチンから非酵素的にH2Oが取れた無水物である。
クレアチンは,グリシン(G),アルギニン(Arg),メチオニン(Met)の3つのアミノ酸から肝や腎で合成され,その大半はクレアチンまたはクレアチンリン酸として骨格筋に保有されている。筋肉細胞内では,クレアチンリン酸からCK反応によってATPが生成し筋収縮活動に利用され,その代謝産物として生成したクレアチンからクレアチニンが産生される。
血中非蛋白性窒素化合物の一つであるCrは腎糸球体から濾過され,ほとんど再吸収されることなく尿中に排泄される。したがって血中Crの測定は,腎での濾過機能の指標となり,そのクリアランスは腎機能を評価する上に有用である。

参考文献

測定法文献
安原 正善 他:臨床検査機器・試薬 17(1):59~67,1994.
臨床意義文献
吉村 学 他:日本臨床 53-増-464~468 1995

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