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膵ホスホリパーゼA2 (膵PLA2)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 膵ホスホリパーゼA2 (膵PLA2)
    冷却遠心
    血漿
    0.3
    PN2,PN5

    A00
    凍結
    2~5
    204
    ※4
    RIA固相法

    IRMA(Immuno radio metric assay)
    免疫放射定量法
    RIAの1つで,固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,放射性同位元素(RI)で標識した抗体を抗原に2次反応させる方法。
    固相化抗体と標識抗体が抗原を挟む形で結合することから,サンドイッチ法とも呼ばれる。

    130~400(ng/dL)
その他の受託可能材料

備考

&1
下図の容器に採血し、よく混和させ、低温(4℃)で血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。

診療報酬

D007(51)
ホスフォリパーゼA2(PLA2)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

容器

臨床意義

PLA2はグリセロホスフォリピッドの2位のエステル結合を切る酵素で,哺乳類ではⅠ型(膵型)とⅡ型(膜型)に分類される。膵型のPLA2は主に膵臓で合成され,膵液中に分泌されて消化酵素として作用している。ヒトの膵液中に大量に存在することから,膵PLA2と呼ばれている。
膵PLA2は膵液中の他の酵素同様に一部は血中に移行している。また血中膵PLA2の低下はセクレチンテストの結果と高い相関を示す。頻回に繰り返すことが困難なセクレチンテストを膵PLA2の測定に代用できる。よって,膵PL A2は,血中膵酵素のうちでも特異性の高い膵マーカーとして膵疾患の診断や経過観察に有用な指標となる。

参考文献

測定法文献
竹田 昌弘 他:ホルモンと臨床 38-7-729~734 1990
臨床意義文献
小川 道雄:臨床検査 35-10-1055~1059 1991

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