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総タウ蛋白(AD)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 総タウ蛋白(AD)
    髄液
    2.5
    XR5
    冷蔵
    (15日)
    3~9
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    146~410(pg/mL)

備考

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「3955:リン酸化タウ」および「3966:β-アミロイド1-42/1-40比」以外との重複依頼は避けてください。
髄液採取時、最初の1~2mLは使用しないでください。
必ず指定容器(XR5)に所定の量(2.5mL)を直接採取し、ご提出ください。容器の移し替えや量不足でのご提出は避けてください。
血液の混入により検査値に影響を及ぼす場合がありますので避けてください。
検体の取り扱い上、クロイツフェルト・ヤコブ病を疑う患者検体の場合は、ご依頼できません。クロイツフェルト・ヤコブ病の診断目的の場合は「1684:タウ蛋白」をご依頼くだい。
下図の容器に採取し、必ず冷蔵保存してください。

容器

臨床意義

タウ蛋白は微小管結合蛋白質の一種で、中枢神経系および末梢神経系の神経細胞やグリア細胞に多量に存在しています。アルツハイマー病(Alzheimer's disease;AD)などいくつかの神経変性疾患においてはこれらの細胞にタウ蛋白の封入体が検出され、このようなタウ蛋白の異常蓄積による神経原繊維の変化による疾患群(タウオパチー)にはアルツハイマー病の他に前頭側頭葉変性症、皮質基底核変性症など様々な疾患が含まれます。
タウオパチーの中には、病態の進行に伴い脳脊髄液中のタウ蛋白が上昇する疾患があることが知られており、本項目はアルツハイマー病などの神経変性疾患に関わるバイオマーカーとして有用と考えられています。

参考文献

測定法文献
湯原 麻子,他:医学と薬学 79(1):91~97,2022.
臨床意義文献
野島 久,他:医学と薬学 79(1):99~105,2022.

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