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β-アミロイド1-42/1-40比

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • β-アミロイド1-42/1-40比
    髄液
    2.5
    XR5
    冷蔵
    (15日)
    2~8

    1282
    ※1
    CLEIA

    CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
    化学発光酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。

    0.067以上(カットオフ値)

備考

&1
本検査は認知症の診断に関連する十分な知識及び経験を有する医師が、検査の原理及び結果の解釈を十分に理解した上で、関連学会等の適正使用指針に従って使用してください。
「3955:リン酸化タウ」および「5059:総タウ蛋白(AD)」以外との重複依頼は避けてください。
髄液採取時、最初の1~2mLは使用しないでください。
必ず指定容器(XR5)に所定の量(2.5mL)を直接採取し、ご提出ください。容器の移し替えや量不足により、データ低下の恐れがあります。
血液の混入により検査値に影響を及ぼす場合がありますので避けてください。
検体の取り扱い上、クロイツフェルト・ヤコブ病を疑う患者検体の場合は、ご依頼できません。
下図の容器に採取し、必ず冷蔵保存してください。

診療報酬

D004(15)
アミロイドβ42/40比(髄液)
尿・糞便等検査判断料34点

  • 「アミロイドβ42/40 比(髄液)」は、厚生労働省の定めるレカネマブ(遺伝子組換え)製剤に係る最適使用推進ガイドラインに沿って、アルツハイマー病による軽度認知障害又は軽度の認知症が疑われる患者等に対し、レカネマブ(遺伝子組換え)製剤の投与の要否を判断する目的でアミロイドβ 病理を示唆する所見を確認するため、CLEIA法により、脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42及びβ-アミロイド1-40を同時に測定した場合、患者1人につき1回に限り算定する。ただし、レカネマブ(遺伝子組換え)製剤の投与中止後に初回投与から18か月を超えて再開する場合は、さらに1回に限り算定できる。なお、この場合においては、本検査が必要と判断した医学的根拠を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
  • 「アミロイドβ42/40 比(髄液)」は、「リン酸化タウ蛋白(髄液)」と併せて行った場合は主たるもののみ算定する。

容器

臨床意義

β-アミロイドは脳内で生成され、アルツハイマー型認知症の脳組織学的特徴とされる老人斑の大部分を占める物質と考えられております。脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42はアルツハイマー型認知症で低下することが知られており、脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42とβ-アミロイド1-40の比がアミロイドPET検査によるアミロイド蓄積量と強い相関を示すことから、脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42/1-40比は、脳内アミロイドβの蓄積状態を把握するバイオマーカーとして有用です。

参考文献

測定法文献
Maria João Leitão, et al:Alzheimers Res Ther 11(1):91,2019.
臨床意義文献
Alcolea D,et al.Ann Clin Transl Neurol 6(9):1815-1824.2019.

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