現在のラボ:セントラルラボ

現在のラボ:セントラルラボ
項目コード:00E14 1(旧 0E14 6)
検査項目
JLAC10
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。
本検査は認知症の診断に関連する十分な知識及び経験を有する医師が、検査の原理及び結果の解釈を十分に理解した上で、関連学会等の適正使用指針に従って使用してください。
「00E18 7:リン酸化タウ」および「00E19 6:総タウ蛋白(AD)」以外との重複依頼は避けてください。
髄液採取時、最初の1~2mLは使用しないでください。
必ず指定容器(XR5)に所定の量(2.5mL)を直接採取し、ご提出ください。容器の移し替えや量不足により、データ低下の恐れがあります。
血液の混入により検査値に影響を及ぼす場合がありますので避けてください。
検体の取り扱い上、クロイツフェルト・ヤコブ病を疑う患者検体の場合は、ご依頼できません。
下図の容器に採取し、必ず冷蔵保存してください。
D004(15)
アミロイドβ42/40比(髄液)
尿・糞便等検査判断料34点
CSF容器
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から3年
β-アミロイドは脳内で生成され、アルツハイマー型認知症の脳組織学的特徴とされる老人斑の大部分を占める物質と考えられております。脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42はアルツハイマー型認知症で低下することが知られており、脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42とβ-アミロイド1-40の比がアミロイドPET検査によるアミロイド蓄積量と強い相関を示すことから、脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42/1-40比は、脳内アミロイドβの蓄積状態を把握するバイオマーカーとして有用です。
測定法文献
Maria João Leitão, et al:Alzheimers Res Ther 11(1):91,2019.
臨床意義文献
Alcolea D,et al.Ann Clin Transl Neurol 6(9):1815-1824.2019.