現在のラボ:杏和総合
○ECP(2021年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:3489
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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ECP(2021年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
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血清
0.2 -
SEC
↓
A00 -
- 2~8
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FEIA
FEIA(Fluorescence enzyme immunoassay)
蛍光酵素免疫測定法
EIAの1つで,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光基質を加えて蛍光強度を測定する方法。 - 成人 14.9以下(μg/L)
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備考
&E
血液2.5~3.0mLを専用容器に採血し,転倒混和を5回繰り返した後,室温(24~28℃)で60~120分間静置してください。静置後10分間遠心分離し,血清を(A00)(ポリスピッツ)にてご提出ください。なお,静置時の温度条件により値が大きく変動する場合がありますので温度変化にご注意ください。
容器
SEC 旧容器記号 e1 15
血清分離剤+凝固促進フィルム (真空採血量3mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
好酸球内特異顆粒中に含有されているECPは,種々の刺激により活性化された好酸球から脱顆粒により放出される.アレルギ-反応局所で放出されたECPは,その強い組織傷害作用により気道などの局所に炎症を起こす.
血清中ECPは,気管支喘息の発作時に特異的に上昇し病態を良く反映することから,治療効果判定の指標として,また気管支喘息と類似症状を示す呼吸器疾患との鑑別の指標として有用と考えられる.
参考文献
測定法文献
栗原 和幸 他:アレルギ- 41-4-512~518 1992