現在のラボ:杏和総合
○可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)
項目コード:1997
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)
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血漿
0.4 -
PC2
↓
A00 -
(21日)
- 2~4
-
93
※3
- LPIA
-
7未満 陰性
(μg/mL)
-
可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)
備考
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凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)
診療報酬
D006(11)
フィブリンモノマー複合体定性
血液学的検査判断料125点
容器
PC2 旧容器記号 K H2 11
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
凝固系が活性化すると,生成したトロンビンによりフィブリノーゲンはフィブリンモノマーとなる。このフィブリンモノマーは重合して安定化フィブリンを形成する一方,フィブリノーゲン,FDPやフィブロネクチン等と可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)を形成する。
フィブリンモノマー複合体は,凝固活性化の早期にあらわれ,その血中濃度はトロンビンの生成を反映することから,本検査は,DIC(播種性血管内凝固症候群)や血栓症等における病態把握や治療効果判定の指標として有用と考えられる。なお,可溶性フィブリンモノマーの測定結果は,厚生省血液凝固異常症調査研究班によるDIC診断基準に,補助的検査成績として採用されている。
異常値を示す病態・疾患
高値疾患
DIC, 血栓症
参考文献
測定法文献
八戸 雅孝,他:臨床病理 60(12)別冊:1139 ~ 1144, 2012.
臨床意義文献
風間 睦美 他:日本臨床 53-増-22~25 1995