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グルカゴン(IRG)(2021年3月31日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    グルカゴン(IRG)(2021年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
    冷却遠心
    血漿
    0.5
    PAP

    A00
    凍結
    (21日)
    4~10
    150
    ※5
    RIA2抗体法

    RIA(Radio immunoassay)
    放射性免疫測定法
    抗体に対して放射性同位元素(RI)で標識した抗原と検体中の抗原を競合的に抗原抗体反応を行い,抗体と結合した標識抗原(結合型:Bound)と抗体と結合していない標識抗原(遊離型:Free)を分離し,その割合を放射活性から抗原の濃度として測定する方法。
    結合型と遊離型の分離方法(B/F分離)として,抗体を固相化しておく固相法,抗原抗体複合体に第2抗体を結合させて沈澱させる2抗体法,抗原抗体複合体を硫酸アンモニウム(硫安)で沈澱さ

    70~174(pg/mL)

備考

&エ
下図の容器に採血し,よく混和させ,低温(4℃)で血漿分離してください。
血漿は必ず凍結保存してください。

診療報酬

D008(23)
グルカゴン
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △

容器

臨床意義

グルカゴンはインスリン拮抗作用を示し、肝グリコーゲン分解促進およびグリコーゲン合成抑制、アミノ酸乳酸などからの糖新生、脂肪分解、インスリン分泌促進など、血糖の上昇に寄与する。
血中グルカゴン値が上昇する疾患として、グルカゴン産生腫瘍(グルカゴノーマ)、糖尿病、急性および慢性膵炎、肝硬変、腎不全、飢餓などがある。一方、低グルカゴン血症は慢性膵炎非代償期での膵性糖尿病、下垂体機能低下症、グルカゴン欠損症などの場合にみられる。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

グルカゴン産生腫瘍(グルカゴノーマ), 糖尿病

参考文献

臨床意義文献
河邉 顕 他:日本臨床 63(増8):493~495、2005

関連項目

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