SRL総合検査案内

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現在のラボ:杏和総合

CD30(IHC)

  • 検査項目
    JLAC10

    提出材料
    検体量
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
  • CD30(IHC)
    未染標本スライド
    未染標本スライド2枚
    Z10
    室温
    4~6

    400
    ※8
    免疫組織化学染色法

備考

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CD30(IHC)の提出方法について
1) 本検査はHQリンカーを用いた免疫組織化学染色により,悪性リンバ腫の診断補助を目的とした検査ですので,染色結果につきまして,その鑑別診断を必要とされる場合は,他の染色標本や試料等も必要となるため,検査室までお問い合わせください。
2) 未染標本スライドでご提出の場合は,標本は3 ~ 4μmの厚さに薄切し,シランなどのコーティングスライドをご使用のうえ,スライドグラス端から50mm以内に貼り付けてください。
3) パラフィンブロックにてご依頼の場合,未染標本スライド作製のため所要日数が遅れますので,営業員へご確認ください。また,未染色標本作製の料金もご請求申し上げます。

診療報酬

N002(07)
CD30
病理判断料130点

  • 「免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製」は、病理組織標本を作製するにあたり免疫染色を行った場合に、方法(蛍光抗体法又は酵素抗体法)又は試薬の種類にかかわらず、1臓器につき1回のみ算定する。
  • 「CD30」は、HQリンカーを用いた免疫組織化学染色法により、悪性リンパ腫の診断補助を目的に実施した場合に算定する。

容器

補足情報

臨床意義

CD30抗原は分子量105~120kDaの膜結合型糖タンパク質である。正常組織では活性化B細胞およびT細胞に、腫瘍組織では古典的ホジキンリンパ腫のホジキン細胞、Reed-Sternberg細胞、未分化大細胞リンパ腫などに発現が認められ、悪性リンパ腫の分類や鑑別診断に有用である。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫), 悪性リンパ腫(未分化大細胞リンパ腫)

参考文献

測定法文献
長塩 亮,他:病理と臨床 32(臨増):12~18,2014.
臨床意義文献
R. von Wasielewski et al:Am J Pathol 151(4):1123~1130,1997.

関連項目

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