現在のラボ:杏和総合
○HBV DNA定量(IU)
項目コード:1505
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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HBV DNA定量(IU)
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血清
1.8 - S5F
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(21日)
- 3~5
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256
※7
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PCR(リアルタイムPCR)
リアルタイムPCR
PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。 - 検出せず(LogIU/mL)
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HBV DNA定量(IU)
備考
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他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
指定の採取量を下図の容器に採取後,4 ~ 5回静かに転倒混和し,室温にて30 ~ 60分放置してください。凝固完了を確認後,遠心分離しそのまま凍結してご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
診療報酬
D023(04)
HBV核酸定量〔分岐DNAプローブ法、TMA法又はPCR法〕
微生物学的検査判断料150点
- 「HBV核酸定量」は、分岐DNAプローブ法、TMA法又はPCR法による。また、B型肝炎ウイルス既感染者であって、免疫抑制剤の投与や化学療法を行っている悪性リンパ腫等の患者に対して、B型肝炎の再活性化を考慮し、「HBV核酸定量」を行った場合は、当該治療中及び治療終了後1年以内に限り、月1回を限度として算定できる。
- 「HBVコア関連抗原(HBcrAg)」と「HBV核酸定量」を同時に測定した場合は、主たるもののみ算定する。
容器
S5F 旧容器記号 P1
凝固促進剤+血清分離剤入り (真空採血量5mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
補足情報
臨床意義
B型肝炎ウイルス(HBV)の感染の診断には,HBs抗原/HBs抗体,HBe抗原/HBe抗体,HBc抗体,DNAポリメラーゼ,HBV DNA等マーカーがすでに臨床応用されている。また,HBVキャリアの病態の予後や治療効果の判定には血清ウイルス量が反映するとされている。しかし近年,遺伝子変異によりHBe抗原を産生できないHBV変異株の存在があきらかになり,また,これまでのHBV DNA定量検査で検出ができない低ウイルス量の症例が多数存在することが判明してきた。本検査は,リアルタイムPCR法により高感度かつ広い測定レンジでHBV DNAを定量的に測定することが可能であり,感染診断および治療のモニタリングに有用である。
異常値を示す病態・疾患
B型慢性肝炎及びB型急性肝炎症例
B型肝炎
参考文献
測定法文献
菅原 昌章, 他: 医学と薬学 73(10): 1329~1339, 2016.
臨床意義文献
狩野 吉康,他:医学と薬学 58(1):137~149,2007