SRL総合検査案内

0個選択中

現在のラボ:杏和総合

HTLV-1抗体

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • HTLV-1抗体
    血清
    0.2
    S09

    A00
    冷蔵
    (28日)
    3~5

    425
    ※6
    ラインブロット法(LIA法)

    抗原を機械的にメイブレン上に点着し、抗原に対する特異的抗体を反応させた後、酵素で標識した抗体を、2次反応させ、抗体の検出を行う方法。

    陰性
    判定基準:下記参照

備考

&1
測定対象は、抗HTLV-1抗体および抗HTLV-2抗体です。型別の報告ではありません。

診療報酬

D012(60)
HTLV-Ⅰ抗体(ウエスタンブロット法及びラインブロット法)
免疫学的検査判断料144点

  • 「HTLV-Ⅰ抗体(ウエスタンブロット法及びラインブロット法)」は、「HTLV-Ⅰ抗体定性」、「HTLV-Ⅰ抗体半定量」又は「HTLV-Ⅰ抗体」によって陽性が確認された症例について、確定診断を目的としてウエスタンブロット法又はラインブロット法により行った場合に算定する。

容器

補足情報

臨床意義

ヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型(HTLV-1)は成人T細胞白血病(ATL)やHTLV-1関連脊髄症(HAM)等の起因ウイルスであり、HTLVキャリアの大部分は抗HTLV-1抗体を保有しています。HTLV-1抗体検査は、ATL、HAMの診断補助や、母子感染などの感染防止を目的としたキャリア検出に重要な役割を果たしています。HTLV-1抗体検査は、一次検査としてPA法やCLEIA法が用いられ、陽性が確認された場合に、ウエスタンブロット法(WB法)による確認検査が行われています。WB法の結果により判定が確定されますが、判定保留率が10~20%と高いことが問題となっています。本項目は、ラインブロット法により、抗HTLV-1抗体および抗HTLV-2抗体を検出する定性検査です。WB法と同様、一次検査での陽性例に対する確認検査として、新たに保険適用となりました。現状のWB法に比べ、判定保留率が低減することが期待されています。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

成人T細胞白血病(ATL)、HTLV-1関連脊髄症(HAM)

参考文献

測定法文献
Zrein M,et al:Clin Diagn Lab Immunol 5(1):45~49,1998.
臨床意義文献
Umeki K,et al: Clin Lab 63(2):227~233,2017.

関連項目

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボを選択してください

ラボを選ぶ

ラボ切替機能追加/URL変更のお知らせ

ラボ一覧

検査・関連サービス事業 グループ会社:
  • 日本臨床
  • SRL北関東
  • 北信臨床