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成長ホルモン(GH)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 成長ホルモン(GH)
    4A010-0000-023-053
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    108105
    ※5
    ECLIA

    ECLIA(Electro chemiluminescence immunoassay)
    電気化学発光免疫測定法
    抗体を結合したビーズを用いて抗原と反応させた後,ルテニウムピリジン錯体で標識した抗体を抗原に2次反応させ,電気化学反応によりルテニウムピリジン錯体の発光強度を測定する方法。

    M 2.47以下
     F 0.13~9.88(ng/mL)

備考

&1
(R06診療報酬改定情報掲載) ※→以降は改定により変更となるもの

診療報酬

D008(13)D008(12)
成長ホルモン(GH)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △

容器

臨床意義

成長ホルモンは下垂体前葉から分泌される191個のアミノ酸から成る分子量21,500の単鎖ポリペプチドホルモンである。その分泌は視床下部からのGH分泌促進因子(GRF)とGH分泌抑制因子(GIF,ソマトスタチン)による二重支配を受けている。半減期は20分と言われている。血中GHの測定は,下垂体のGH分泌能を評価する目的で行われる。成長ホルモン分泌不全低身長症,先端肥大症の診断,治療効果の判定に不可欠である。また,各種の視床下部・下垂体疾患では,GHの分泌はゴナドトロピンと並んで早期に分泌が障害されるので,視床下部・下垂体機能の指標の一つとなる。成長ホルモン分泌不全低身長症を含む低下症では低値となるが,健常者との区別をするためGH分泌刺激試験がある。生理的変動について,分泌は波動的なパルス状であり,睡眠,ストレス,運動により促進され,高血糖,高脂血症により抑制される。又,採血時の心的ストレスなども分泌促進の原因となりうるので小児では特に注意が必要。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

下垂体機能低下症, 成長ホルモン分泌不全低身長症, 甲状腺機能低下, 肥満症

上昇する疾患

下垂体性巨人症, 神経性食指不振症等の極度の低栄養, 先端肥大症, 慢性腎不全, 異所性GH産生腫瘍

参考文献

測定法文献
小山 沙世 他:医学と薬学 68(5):899~910,2012.
臨床意義文献
杉原 仁:ホルモンと臨床 57(4):299~305,2009.

関連項目

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