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○IgE(非特異的IgE)〔FEIA〕
項目コード:00053 2(旧 0053 0)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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IgE(非特異的IgE)〔FEIA〕
5A090-0000-023-023 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
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100
※6
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FEIA
FEIA(Fluorescence enzyme immunoassay)
蛍光酵素免疫測定法
EIAの1つで,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光基質を加えて蛍光強度を測定する方法。 - 173以下(IU/mL)
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IgE(非特異的IgE)〔FEIA〕
診療報酬
D015(11)
非特異的IgE定量
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
アレルギー性疾患はその免疫反応の多様性よりI 型からⅣ型のタイプに分類されている.なかでもI型アレルギーはIgE 依存型と呼ばれ,IgE が大きく関与するアレルギー反応である.IgE の血中濃度はアトピー性アレルギー患者において有意に高値を示すので,気管支喘息,皮膚炎,鼻炎などの場合,アトピー要素の有無を調べるのに有用とされる.
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
IgE 骨髄腫以外の骨髄腫, マクログロブリン血症, 低γ-グロブリン血症, 慢性リンパ性白血病
上昇する疾患
IgE 骨髄腫, 肝疾患, 寄生虫疾患, 膠原病, アレルギー性疾患
参考文献
測定法文献
岩崎 栄作 他:小児科臨床 50-1-145~151 1997
臨床意義文献
島津 伸一郎 他:アレルギ-の領域 2-7-920~925 1995
関連項目
- 特異的IgE (C-PAC16アレルゲン) 小児用
- 特異的IgE (C-PAC16アレルゲン) アトピー性皮膚炎用
- 特異的IgE (C-PAC16アレルゲン) 鼻炎・喘息用
- 特異的IgE (C-PAC5アレルゲン) 小児除去食用
- 特異的IgE(MAST36アレルゲン)
- 特異的IgE(MAST48mix)