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○5-HIAA
項目コード:00133 3(旧 0133 2)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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5-HIAA
4E070-0000-004-204 -
酸性蓄尿
0.5 - U00
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(28日)
- 4~6
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95
※5
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HPLC
HPLC(High performance liquid chromatography)
高速液体クロマトグラフィー
移動相に液体を用いる液体クロマトグラフィーで,高密度充填カラムと高圧ポンプを用いて高速かつ高精度に分離する方法。 - 1.0~6.0(mg/day)
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5-HIAA
備考
£ 所定用量の専用蓄尿添加剤を入れた蓄尿瓶に尿を24時間蓄尿し,よく混和後必要量をご提出ください。酸性蓄尿されていないものはデータに影響が見られますので,必ず専用蓄尿添加剤を入れてください。
診療報酬
D008(05)
5-ハイドロキシインドール酢酸(5-HIAA)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点
容器
U00 旧容器記号 Y
尿用容器
貯蔵方法:室温
臨床意義
5-HIAAは,セロトニン(5HT)の主要代謝物で,セロトニンはモノアミンオキシダーゼ(MAO)により脱アミノ化され5-ハイドロキシインドールアルデヒドとなり,さらに酸化され5-HIAAとなる。その90%以上が尿中に排泄される。
尿中5-HIAAの測定意義として重要なのはカルチノイド症候群である。皮膚紅潮,消化器症状(下痢)などの症状や所見のみられる患者や小腸腫瘍の症例で,カルチノイドの疑いがある場合に有用である。また,末梢で合成されたセロトニンは脳血液関門を通過しないことから髄液中の5-HIAAの変動を測定することによりセロトニンニューロンの活動および代謝動態を知ることができる。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
うつ病
上昇する疾患
カルチノイド症候群
参考文献
測定法文献
Mailman RB et al:Clinical Chemistry 31-11-1849~1854 1985
臨床意義文献
白川 淳二 他:日本臨床 48-増-175~177 1990