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○エストラジオール(E2)(2017年12月1日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:00816 5(旧 0816 9)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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エストラジオール(E2)(2017年12月1日ご依頼分をもって受託中止)
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血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
-
177
※5
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CLIA
CLIA(Chemiluminescent immunoassay)
化学発光免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,化学発光性物質で標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光性物質の発光強度を測定する方法。 - 下記参照
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備考
性別を明記してください。また妊婦の場合は妊娠週数を明記してください。
診療報酬
D008(34)
エストラジオール(E2)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
エストラジオール (E2) 基準値 (血中)
非妊婦 | 卵胞期 | 28.8~196.8 | |
---|---|---|---|
排卵期 | 36.4~525.9 | ||
黄体期 | 44.1~491.9 | ||
閉経後 | 47.0以下 | ||
男性 | 14.6~48.8 | ||
妊婦 | 妊娠初期 | 208.5~4289 | |
妊娠中期 | 2808~28700 | ||
妊娠後期 | 9875~31800 |
非妊婦 | 女性 | 卵胞期 | 28.8~196.8 |
---|---|---|---|
排卵期 | 36.4~525.9 | ||
黄体期 | 44.1~491.9 | ||
閉経後 | 47.0以下 | ||
男性 | 14.6~48.8 | ||
妊婦 | 妊娠初期 | 208.5~4289 | |
妊娠中期 | 2808~28700 | ||
妊娠後期 | 9875~31800 |
非妊婦 | 女性 | 卵胞期 | 22 ~ 147 |
---|---|---|---|
排卵期 | 57 ~ 509 | ||
黄体中期 | 56 ~ 321 | ||
月経期 | 7 ~ 153 | ||
閉経後 | 6 ~ 37 | ||
男性 | 10 ~ 40 | ||
妊婦 | 妊娠初期 | 1130 ~ 29200 | |
妊娠中期 | 1110 ~ 39700 | ||
妊娠後期 | 1760 ~ 41600 |
非妊婦 | 女性 | 卵胞期 | 19.5 ~ 144.2 |
---|---|---|---|
排卵期 | 63.9 ~ 356.7 | ||
黄体期 | 55.8 ~ 214.2 | ||
閉経後 | 32.2 以下 | ||
男性 | 39.8 以下 |
非妊婦 | 女性 | 卵胞期 | 20〜144 |
---|---|---|---|
排卵期 | 64〜357 | ||
黄体期 | 56〜214 | ||
閉経後 | 32以下 | ||
男性 | 40以下 | ||
妊婦 | 妊娠前期 (1〜16W) | 135〜3916 | |
妊娠中期 (17〜28W) | 1710〜15690 | ||
妊娠後期 (29〜40W) | 3720〜29280 |
臨床意義
卵巣から,主として産生され,卵胞発育に伴い特徴的な分泌パターンを示す.妊娠中は,胎盤性エストロゲンの一部として大量分泌される.卵巣機能,とくに卵胞発育の状態を知るためには,不可欠の検査である.
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患-(妊婦)
異常妊娠, 子宮内胎児死亡, 重症妊娠中毒, 切迫流産
減少する疾患-(非妊婦)
ターナー症候群, 神経性食欲不振症, 不妊症, 卵巣機能低下
上昇する疾患
エストロゲン産生腫瘍, 肝疾患, 先天性副腎皮質過形成, 多胎妊娠, 卵巣過剰刺激症候群
参考文献
測定法文献
岩佐 武,他:産科と婦人科 73(1):133~140,2006.
臨床意義文献
清水 幸子:日本臨床 68(7):448~461,2010.