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大腸癌HER2遺伝子(FISH)

  • 検査項目
    JLAC10

    提出材料
    検体量
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
  • 大腸癌HER2遺伝子(FISH)
    8C053-0000-075-841
    未染標本スライド
    未染標本スライド4枚
    Z10
    室温
    7~11

    2700
    ※8
    FISH

    FISH(Fluorescence in situ hybridization)
    蛍光 in situ ハイブリダイゼーション
    蛍光色素で標識したプローブを用いて標的DNAとハイブリダイゼーションを行い,特定の波長で発色させた蛍光部位を染色体上のシグナルとして蛍光顕微鏡下で検出する方法。
    蛍光色素で標識したプローブと標的DNAを直接結合させる直接法と,標識物質で標識したプローブと標的DNAを結合させた後に,標識プローブと蛍光物質を結合させて発色させる間接法がある。

備考

&1
シラン等のコーティングスライドをご使用のうえ、薄切後は約40℃で一晩乾燥させた後、速やかにご提出ください。
組織剥離防止の為にベーキングさせる場合でも、なるべく短時間で(1時間以内)処理を行い、スライドグラスをそれ以上の時間、高温に置くことは避けてください。
固定時間は10%中性緩衝ホルマリンで6~72時間以内(生検標本の場合は検体の大きさに準ずる。但し、固定時間は6時間以上)固定した材料が望ましいとされています。組織を4~6μmの厚さに薄切してください。

診療報酬

N005(01)
HER2遺伝子標本作製(単独の場合)
病理判断料130点

  • 「HER2遺伝子標本作製」と「HER2タンパク」を併せて行った場合は3,050点の算定となります。
  • 「HER2遺伝子標本作製」は、抗HER2ヒト化モノクローナル抗体抗悪性腫瘍剤の投与の適応を判断することを目的として、FISH法、SISH法又はCISH法により遺伝子増幅標本作製を行った場合に、当該抗悪性腫瘍剤の投与方針の決定までの間に1回を限度として算定する。

容器

補足情報

臨床意義

HER2タンパクは細胞膜を貫通する受容体型糖タンパクで、チロシン残基のリン酸化により活性化され、p21/rasなどを経たシグナル伝達経路を介して細胞の増殖に関与しています。
本項目は大腸癌における抗HER2抗体併用療法「トラスツズマブ(商品名ハーセプチン® )」/「ペルツズマブ(商品名パージェタ®)」に対し、コンパニオン診断薬を用いた検査です。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

大腸癌

参考文献

測定法文献
D. L. Persons, et al:Ann Clin Lab Sci 30(1):41~48, 2000.
臨床意義文献
Nakamura Y,et al:Nat Med.27(11):1899~1903,2021.

関連項目

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