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マイコプラズマジェニタリウム核酸およびマクロライド耐性変異同時検出

  • 検査項目

    検査材料
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    検査方法
    実施料
    判断料
    所要
    日数
  • マイコプラズマジェニタリウム核酸およびマクロライド耐性変異同時検出
    6B617-0000-050-862
    分泌物
    ARR
    凍結
    (22日)
    PCR(リアルタイムPCR)

    リアルタイムPCR
    PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり、分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより、PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。


    350
    ※7
    3~5
その他の受託可能材料

備考


●基準値:検出せず

他項目との重複依頼は避けてください。
子宮頸管周辺の過剰な粘液を綿棒等で取り除いた後、滅菌スワブを子宮頸管内に挿入し、同じ方向に複数回まわして採取してください。スワブは滅菌ポリスピッツ(ARR)に入れ凍結保存してください。スワブの指定はありませんが、ブレイクポイント(折り目)のあるスワブをお勧めいたします。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

診療報酬

D023(12)準用
マイコプラズマ・ジェニタリウム核酸及びマクロライド耐性変異同時検出
微生物学的検査判断料150点

  • 「マイコプラズマ・ジェニタリウム核酸及びマクロライド耐性変異同時検出」は、以下のいずれかに該当する場合であって、リアルタイムPCR法により測定した場合に算定する。
     ア マイコプラズマ・ジェニタリウム感染症を疑う患者に対して、治療法の選択を目的として行った場合。
     イ マイコプラズマ・ジェニタリウム感染症の患者に対して、治療効果判定を目的として行った場合。

容器

臨床意義

マイコプラズマジェニタリウム(Mycoplasma genitalium:MG)感染症は、男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎を引き起こす性感染症の1つです。
マイコプラズマジェニタリウムは、薬剤耐性化が世界的に問題となっており、日本においても第一選択であるマクロライド系抗菌薬に対し、50%以上が耐性化しているとの報告があります。多剤耐性例も確認されるなど難治例が増加していることから、薬剤耐性、特にマクロライド耐性を確認するための検査が重要になると考えられています。
本検査は、検体から抽出したDNAを用いて、マイコプラズマジェニタリウムDNAとマクロライド耐性関連変異である23S rRNAドメインV領域の主要な変異を同時に検出いたします。マイコプラズマジェニタリウムのマクロライド耐性を早期に把握することで、適切な抗菌薬を選択できるようになることが期待されています。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

性感染症、尿道炎、子宮頸管炎

参考文献

臨床意義文献
日本性感染症学会:性感染症 診断・治療ガイドライン 2020.

関連項目

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