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ループスアンチコアグラント(2016年3月31日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    ループスアンチコアグラント(2016年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
    速やかに冷却遠心
    血漿
    1.0
    PC5

    A00
    凍結
    リン脂質中和法
    6.3以下(秒)

備考


採血後,速やかに室温で1500G以上15分間遠心後,バフィーコートより5mm以上うえから血漿を採取して凍結保存にてご提出ください。血小板の混入は,測定結果に影響しますのでご注意ください。
※遠心機回転数の計算式
G=1.118×10-5×r×n2
r:遠心機のローター半径(cm)
n:1分間あたりの回転数(rpm)
採血後,速やかに室温で1500G以上15分間遠心後,バフィーコートより5mm以上うえから血漿を採取して凍結保存にてご提出ください。血小板の混入は,測定結果に影響しますのでご注意ください。
※遠心機回転数の計算式
G=1.118×10-5×r×n2
r:遠心機のローター半径(cm)
n:1分間あたりの回転数(rpm)

診療報酬

D014(28)
ループスアンチコアグラント定量
免疫学的検査判断料144点

容器

補足情報

臨床意義

ループスアンチコアグラントは,in Vitroでは顕著な凝固時間の延長とAPTTおよびPTの延長傾向を示すにもかかわらず,臨床的にはほとんど出血傾向を認めず,血栓傾向を示すことが知られている。一般に,ループスアンチコアグラントの存在はリン脂肪のみを希釈したAPTT試薬を用いるスクリーニング試験により検出感度が異なったり,凝固因子の欠損などでも陽性化する場合があるので,スクリーニング試験で陽性となった場合,それがループスアンチコアグラントの存在によるものか確認試験を行う必要がある。
本検査では,患者血漿に正常血漿並びに過剰のリン脂質を加えたものと,患者血漿に正常血漿のみを加えたものとの凝固時間の差を見ることにより,凝固時間を延長させうる存在(インヒビター)がリン脂質に対するものであることを証明することを測定目的としている。とくに希釈ラッセル蛇毒法では蛇毒を用いてX因子を直接活性化させるためⅦ因子や接触因子(ⅩⅡ,ⅩⅠ因子)プレカリクレイン,高分子キニノゲン,Ⅷ因子を介さないためループスアンチコアグラントの検査感度がより高められている。

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