現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:02517 5(旧 2517 9)
検査項目
JLAC10
酵素法
測定原理は比色法と同様で、測定物質を酵素を用いて特異的に測定する方法。
下図の容器に採血し、よく混和させ、血漿分離してください。
血漿は冷蔵保存してください。
D007(17)
グリコアルブミン
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
フッ化Na入り (真空採血量2mL)
内容:フッ化Na 2.5mg ヘパリンNa 25uspu EDTA-2Na 7.4mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
アルブミンはグルコースと非酵素的に反応し、グリコアルブミンとなる。アルブミン中に占めるグリコアルブミンの割合は血糖値及び高血糖の持続期間によって規制されるため、グリコアルブミンの数値は、ある期間の平均的血糖コントロール状態をあらわすことになる。アルブミンの半減期は20日前後であるため、グリコアルブミンは過去1-2週間と比較的短期間の平均血糖値を反映する。このため、血糖値の変動幅が大きい糖尿病患者やアルブミン濃度の変動が顕著な妊婦の糖尿病コントロール、薬物療法やインスリン投与を行っている患者の治療経過を追ううえで有用である。
測定法文献
石橋 みどり,他:医学と薬学 52(3):403~412, 2004.
臨床意義文献
島 健二,他:日本臨牀 47(増上):111~114, 1989.