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副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP)
    4C030-0000-022-006
    冷却遠心
    血漿
    0.5
    PAP

    A00
    凍結
    (7日)
    5~7

    186
    ※5
    RIA固相法(IRMA)

    IRMA(Immuno radio metric assay)
    免疫放射定量法
    RIAの1つで,固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,放射性同位元素(RI)で標識した抗体を抗原に2次反応させる方法。
    固相化抗体と標識抗体が抗原を挟む形で結合することから,サンドイッチ法とも呼ばれる。

    1.1以下(pmol/L)

備考


下図の容器に採血し,よく混和させ,低温(4℃)で血漿分離してください。
血漿は必ず凍結保存してください。

診療報酬

D008(38)
副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △

  • 「副甲状腺ホルモン関連蛋白C端フラグメント(C-PTHrP)」又は「副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP)」は、高カルシウム血症の鑑別並びに悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症に対する治療効果の判定のために測定した場合に限り算定する。

容器

臨床意義

各種腫瘍から生成分泌される体液性骨吸収因子に基づく高Ca血症(HHM)の鑑別診断や治療効果の判定.

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

高Ca血症を伴う悪性腫瘍(肺癌,食道癌,口腔・頭頸部癌,子宮癌,乳癌,膵癌,卵巣癌,肝細胞癌,腎癌,膀胱癌など)

参考文献

測定法文献
福本 誠二,他:ホルモンと臨床 40(12):1309 ~ 1314, 1992.
臨床意義文献
福永 仁夫:ホルモンと臨床 41-7-685~689 1993

関連項目

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