現在のラボ:セントラルラボ

現在のラボ:セントラルラボ
項目コード:02949 6(旧 2949 4)
検査項目
JLAC10
FISH(Fluorescence in situ hybridization)
蛍光in situハイブリダイゼーション
蛍光色素で標識したプローブを用いて標的DNAとハイブリダイゼーションを行い、特定の波長で発色させた蛍光部位を染色体上のシグナルとして蛍光顕微鏡下で検出する方法。
蛍光色素で標識したプローブと標的DNAを直接結合させる直接法と、標識物質で標識したプローブと標的DNAを結合させた後に、標識プローブと蛍光物質を結合させて発色させる間接法がある。
凍結保存は避けてください。受託可能日は月~金曜日です。
●染色体検査のご提出について
検体は採取後、当日中にご提出ください。
下図の容器に採血し、よく混和させ、冷蔵保存してください。
D006-5(01)
染色体検査(全ての費用を含む)FISH法を用いた場合
遺伝子関連・染色体検査判断料100点

ヘパリン入り (真空採血量5mL)
内容:ヘパリンNa 65IU
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
二次性白血病(治療関連白血病)などにおいて認められる11p15転座をFISH法で検出する。
11p15に座位するNUP98遺伝子はエピポドフィロトキシンやアントラサイクリンに起因する二次性白血病に認められる11p15転座に関与している遺伝子である。転座相手は7p15に座位するHOXA9を代表として多くの遺伝子が報告されている。
測定法文献
稲澤 譲治:臨床FISHプロトコール 阿部達生監修(秀潤社):90~95, 1997.
臨床意義文献
Raza-Egilmez SZ et al:Cancer Research 58:4269~4273, 1998.