現在のラボ:セントラルラボ

現在のラボ:セントラルラボ
項目コード:06020 2(旧 6020 2)
検査項目
JLAC10
FISH(Fluorescence in situ hybridization)
蛍光 in situ ハイブリダイゼーション
蛍光色素で標識したプローブを用いて標的DNAとハイブリダイゼーションを行い,特定の波長で発色させた蛍光部位を染色体上のシグナルとして蛍光顕微鏡下で検出する方法。
蛍光色素で標識したプローブと標的DNAを直接結合させる直接法と,標識物質で標識したプローブと標的DNAを結合させた後に,標識プローブと蛍光物質を結合させて発色させる間接法がある。
凍結保存は避けてください。受託可能日は月~金曜日です。依頼書に臨床診断名および臨床所見などをご記入ください。
染色体検査のご提出について 検体は採取後,当日中にご提出ください。
骨髄液1.0mLを下図の容器に無菌的に採取し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
検体は採取後,当日中にご提出ください。
D006-5(01)
染色体検査(全ての費用を含む)FISH法を用いた場合
遺伝子関連・染色体検査判断料100点
保存液入り (容器容量5mL)
内容:RPMI-1640 FBS 硫酸カナマイシン ノボヘパリンNa 炭酸水素Na HEPES
貯蔵方法:凍結
有効期間:色が薄いピンクの状態で使用してください。
(凍結時は淡黄色ですが解凍すると薄いピンク色に戻ります。)
SKY(spectral karyotyping)法は、分裂中期細胞を用い蛍光色素によってヒト24種類の各染色体を異なった色調で検出する染色体解析法である。本検査は、由来不明な付加染色体部分や由来不明染色体(Marker染色体)の解析に有用であり、G分染法などとの併用からさらに詳細な結果を得ることができる。
血液疾患全般
測定法文献
Veldman T et al:Nature Genetics 15-406~410 1997
臨床意義文献
稲澤 譲治 他:実験医学 15-8-906~911 1997