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○血清抗p53抗体
項目コード:06224 6(旧 6224 9)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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血清抗p53抗体
5D560-0000-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
-
163
※5
-
CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - 1.30以下(U/mL)
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血清抗p53抗体
診療報酬
D009(22),B001(03ロ)
抗p53抗体,悪性腫瘍特異物質治療管理料(その他のもの)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 ○
- 「抗p53抗体」は、食道癌、大腸癌又は乳癌が強く疑われる患者に対して行った場合に月1回に限り算定できる。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
p53遺伝子は、DNA修復や細胞周期抑制、アポトーシスの誘導などの機能を有する癌抑制遺伝子の一つです。p53遺伝子変異は、多様な各種癌において、高い頻度で認められています。抗p53抗体は、遺伝子変異を起こしたp53タンパクの細胞核内の蓄積に伴い産生される抗体で、従来の腫瘍マーカーでは診断が難しかった早期の食道がん、大腸がん、乳がんでの検出が報告され、その有用性が示唆されています。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
食道がん, 大腸がん, 乳がん
参考文献
測定法文献
橋本礼輔, 他:医学と薬学 75(8):955~964,2018.
臨床意義文献
島田英明:モダンメディア 54(8):11~15,2008.