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major BCR-ABL キメラmRNA定量(2018年4月2日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止 曜日指定
    major BCR-ABL キメラmRNA定量(2018年4月2日ご依頼分をもって受託中止)
    8C125-9911-046-875
    骨髄液
    1.0
    H00
    冷蔵
    (1日)
    3~5

    2100
    ※2
    RT-PCR(リアルタイムPCR)

    リアルタイムPCR
    PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。

    キメラmRNAを検出せず
    (コピー/μgRNA)

備考

&ユ
凍結保存は避けてください。受託可能日は月~金曜日です。検体採取後,速やかにご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
白血病・悪性リンパ腫関連遺伝子検査のご提出について  検体は採取後,当日中にご提出ください。
骨髄液1.0mLを下図の容器に無菌的に採取し,よく混和させ,冷蔵保存してください。
検体は採取後,当日中にご提出ください。

診療報酬

D006-2
造血器腫瘍遺伝子検査
遺伝子関連・染色体検査判断料100点

  • 「悪性腫瘍遺伝子検査」,「造血器腫瘍遺伝子検査」又は「免疫関連遺伝子再構成」のうちいずれかを同一月中に併せて行った場合は,主たるもののみ算定する。
  • 月1回を限度として算定できる。
  • 保険請求上の名称は「造血器腫瘍遺伝子検査」です。

容器

補足情報



臨床意義

フィラデルフィア染色体(Ph染色体)は,第9染色体と第22染色体の相互転座による異常な第22染色体のことで,慢性骨髄性白血病(CML)の90%以上,急性リンパ性白血病(ALL)の約20%の症例で認められている。BCR-ABL融合遺伝子は、9番染色体長腕(9q34)に座位するABL遺伝子と、22番染色体長腕(22q11)に座位するBCR遺伝子の相互転座により形成される。BCR-ABL融合遺伝子のBCR遺伝子切断点はmajor BCRとminor BCRの2ヵ所に集中していることが知られている。
本項目はリアルタイムPCR(RT-PCR)法を用いて、major BCR-ABLの発現量を測定する。BCR-ABLと内部標準となるGAPDHの発現量を測定し、BCR-ABL /GAPDH比(%)に、レファレンスラボより取得したLaboratry Specific Conversion Factor(CF)を乗ずることで、国際標準となるIS(International Scale)を換算し、報告する。このBCR-ABL /GAPDH比(IS)により,国際的に標準化された報告値での治療効果のモニタリングが可能となる。ISが0.1%以下の場合、MMR(分子遺伝学的効果)に達成したことを示す。

参考文献

測定法文献
飯嶋 健太朗 他:SRL宝函 24(1・2):65~68 2000
臨床意義文献
S.Branford,et al:Blood 112(8):3330~3338,2008.

関連項目

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検査・関連サービス事業 グループ会社:
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