SRL総合検査案内

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WT1 mRNA定量

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 曜日指定
    WT1 mRNA定量
    8C505-9962-046-875
    骨髄液
    1.0
    H00
    冷蔵
    4~6

    2520
    ※2
    RT-PCR(リアルタイムPCR)

    リアルタイムPCR
    PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。

    (コピー/μgRNA)
その他の受託可能材料

備考

&1
凍結保存は避けてください。
受託可能日は月~金曜日です。
検体採取後、速やかにご提出ください。
他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

●造血器腫瘍遺伝子検査のご提出について
 検体は採取後、当日中にご提出ください。

受託数の増減により、所要日数が変わる場合がございます。予めご了承ください。

骨髄液1.0mLを下図の容器に無菌的に採取し、よく混和させ、冷蔵保存してください。

診療報酬

D006-9
WT1mRNA〔リアルタイムRT-PCR法〕
遺伝子関連・染色体検査判断料100点

  • 「WT1 mRNA」は、リアルタイムRT-PCR法により、急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病又は骨髄異形成症候群の診断の補助又は経過観察時に行った場合に月1回を限度として算定できる。

容器

補足情報

臨床意義

本項目は、AML(急性骨髄性白血病)治療において、末梢血中の微小残存病変(MRD:残存白血病細胞)の測定において、治療効果判定や早期診断のモニタリングに有効であるとされている。また、MDS(骨髄異形成症候群)においては、末梢血又は骨髄液を測定することが、診断補助又は進行度のモニタリングに有用とされ、特にMDSでは、本検査項目が、末梢血や骨髄液の他の検査項目に付加されることで、これまで以上に、白血病への移行リスク評価や治療方針の決定に有用な情報が提供されることが期待されている。

参考文献

測定法文献
宮脇修一 他:臨床血液 46(12):1279~1287,2005.
臨床意義文献
Inoue K,et.al:BLOOD (88):2267~2278,1996.

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