現在のラボ:セントラルラボ

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項目コード:0R251 5(旧 R251 3)
検査項目
JLAC10
次世代シーケンサーを用いて、膨大な数のDNA断片の塩基配列の決定を、同時並行的に行う方法。
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未染標本スライドと当日採血した血液(EDTA-2K加)検体をペアでご提出ください。採血後14日以内であれば、冷蔵保管にてご提出ください。前記日数を超える場合は、凍結保存(-20℃推奨)してご提出ください。未染標本スライド検体の腫瘍細胞割合は20%以上を推奨します。未染標本スライド提出に際しての留意事項は下記をご参照ください。
他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。測定および解析状況によっては所要日数が変わる場合があります。
提出の際の留意事項
・未染標本スライドと当日採血した血液(EDTA-2K)検体をペアでご提出ください。
・採血後14日以内であれば、冷蔵保管にてご提出ください。前記日数を超える場合は、凍結保存(-20℃推奨)してご提出ください。
・エキスパートパネルでの検討の際に腫瘍細胞含有率が必要となりますので、必ず腫瘍細胞含有率を記載してください。
・腫瘍細胞含有率が20%未満の場合は全ての未染標本スライドの裏面から腫瘍部にマーキングをしてください。腫瘍細胞含有率に関わらずマクロダイセクションを希望される場合は、腫瘍部にマーキングしたスライドにてご提出ください。
・酸脱灰した検体はDNAが分解しているため検査不能となる可能性がありますのでご注意ください。
・1スライドあたり16mm2程度の組織を提出してください。
●提出条件
未染標本スライドは、病理組織学的な評価がなされ、腫瘍細胞が検査に必要な割合以上存在することを確認してください。腫瘍細胞割合が満たない場合には、未染標本スライドの裏面から腫瘍細胞領域をマーキングしてください。 マーキングがされないまま提出されますと、マクロダイセクションができず、偽陰性など判定結果に影響を及ぼす可能性がありますので、あらかじめご了承願います。
●未染標本スライドについて
採取された組織は速やかに10%中性緩衝ホルマリン溶液に浸漬し、固定を行ってください(推奨固定時間は6~48時間)。ご提出の際には、可能な限り3年以内に作製したホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)ブロックより、指定の厚さにて連続切片を作製してください。なお、薄切時には検体ごとにミクロトーム刃を交換するなど、コンタミネーションに充分ご注意ください。また、組織のホルマリン固定により核酸が断片化されているため、固定液の種類や組成、固定時間、固定後の検体の保存状態によっては、解析不可能となることがありますので、あらかじめご了承ください。
●生検標本について
生検標本は検体が微量であることが多く、組織自体がほとんど消失している場合や、腫瘍細胞が含まれていない組織片になっている可能性がありますので、あらかじめご注意願います。
●血液(EDTA-2K加)
専用容器に採血し、よく混和させ、冷蔵保存してください。検体は採取後、14日以内にご提出ください。
B011-5+D006-19
がんゲノムプロファイリング評価提供料 +がんゲノムプロファイリング検査
遺伝子関連・染色体検査判断料100点
[オブジェクトケース]
プレパラート (スライドグラス)
貯蔵方法:室温
EDTAー2K入り (真空採血量2mL)
内容:EDTAー2K 3.8mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
NCCオンコパネルシステムは、固形がんを解析対象とした腫瘍組織の包括的ながんゲノムプロファイルを取得することで、患者さんのがん固有の遺伝子異常を解析し、正確な診断や抗がん剤の選定など治療方針決定に有用な情報を提供する検査です。
固形腫瘍
測定法文献
Kato M,et al:Genome Med10:44, 2018.
臨床意義文献
Tanabe,et al:Molecular Cancer15:73, 2016.