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○甲状腺刺激ホルモン (TSH)〔CLEIA〕IFCC
項目コード:0X703 7(旧 X703 5)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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甲状腺刺激ホルモン (TSH)〔CLEIA〕IFCC
4A056-0000-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(21日)
- 2~4
-
98
※5
-
CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - 0.61~4.23 (μIU/mL)
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甲状腺刺激ホルモン (TSH)〔CLEIA〕IFCC
診療報酬
D008(06)
甲状腺刺激ホルモン(TSH)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
血中TSHの測定は、甲状腺機能を把握する上で有用です。健常人の血中TSHは、年齢、性別による差異はなく、食事、運動による変化もありません。一方、各種疾患では原発性甲状腺機能亢進症、甲状腺中毒症では明らかな低値、原発性甲状腺機能低下症では明らかな高値、単純性甲状腺腫では健常人よりやや高値となります。
このたび日本臨床検査医学会標準化委員会より、TSH値の標準化として、ハーモナイゼーション対応方針が発出され、これにより各試薬メーカー間での測定値差が解消されることになりました。
参考文献
測定法文献
北川 亘, 他:医学と薬学 78 (1):59~70, 2021.
臨床意義文献
伊藤 祐司, 他:日本臨牀 57 (増4):52~54, 1999.