現在のラボ:杏和総合
○抗平滑筋抗体
項目コード:3325
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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抗平滑筋抗体
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血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
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FA
FA(Fluorescent antibody method)
蛍光抗体法
目的とする抗原に対して,蛍光色素で標識した抗体を用いて抗原抗体反応を行い,蛍光顕微鏡下で蛍光強度を測定する方法。
蛍光色素で標識した抗体を直接反応させる直接法と,抗原に対して抗体を反応させた後,蛍光色素で標識した抗体を2次反応させる間接法がある。 - 陰性 (40未満)(倍)
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抗平滑筋抗体
備考
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容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
抗平滑筋抗体 (antismooth muscle antibody, ASMA) は慢性活動性肝炎,ルポイド肝炎で80~85%, 原発性胆汁性肝硬変で40%程度に高力価で検出される.またルポイド肝炎とSLEとの鑑別診断の上でも重要な免疫学的因子とされている.
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
ルポイド肝炎, 原発性胆汁性肝硬変, 自己免疫性肝炎, 慢性活動性肝炎
参考文献
測定法文献
山内 進:臨床免疫 7-7-825~830 1975
臨床意義文献
青塚 新一:日本臨床 48-増-596~598 1990