現在のラボ:杏和総合
○IgG型リウマチ因子
項目コード:3431
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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IgG型リウマチ因子
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血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
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198
※6
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ELISA
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 - 2.00未満
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IgG型リウマチ因子
備考
&1
診療報酬
D014(26)
IgG型リウマトイド因子
免疫学的検査判断料144点
- 「リウマトイド因子(RF)定量」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定性」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定量」、「マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)」、「C1q結合免疫複合体」、「モノクローナルRF結合免疫複合体」及び「IgG型リウマトイド因子」のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの2つに限り算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
リウマチ因子(RF)は同種,異種の変性IgGのFc部分と結合する自己抗体である。RFにはIgG,IgM,IgA,IgEの各グロブリンクラスが知られているがIgG型リウマチ因子が臨床的意義が一番高いと言われている。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
シェーグレン症候群(SJS), 肝硬変, 関節リウマチ(RA), 強皮症(PSS), 全身性エリテマトーデス(SLE), 慢性肝炎
参考文献
測定法文献
中園 清:医学と薬学 45(3):481~486, 2001.
臨床意義文献
栗原 夕子,他:リウマチ科 22(5):499~510, 1999.